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Good Coice 〜新聞掲載の逸品〜

佐賀県 和菓子

白玉饅頭
白玉饅頭元祖吉野屋

米粉皮 滑らかもちもち

佐賀市の名勝、川上峡の名物は、白玉饅頭。1882年(明治15年)創業の和菓子店「吉野屋」が当時の製法を守り、作り続けている。白くふっくらとした、かわいらしい一口サイズだ。

材料は、市内産のうるち米、北海道産小豆、砂糖、塩。余分なものは一切使わない。まんじゅうといっても、外の皮は米粉100%。滑らかでもちもち、歯切れ良く、米の香りがする。豆から炊いたあんは小豆の風味がして甘さ控えめ。皮に砂糖を入れないので、案の味わいを素直に感じられる。

米を石臼でついて粉にし、こねて蒸して生地にする。もう一度ついてこね、あんを包んでさらに蒸す2回こねて2回蒸すという手間が、歯切れの良さを生み出す。丁寧な仕事が変わらぬ美味しさの秘密だ。

ルーツは、400年ほど前から川上峡で祝いや祭りの際に食べられていたまんじゅうだ。明治時代、観光地としてにぎわっていたこの地で初代が商品化したところ、瞬く間に名物となった。

すぐ硬くなるので遠方へは送れなかったが、現在の当主、6代目の吉村正則さんが急速冷凍の方法を考え、地方発送を可能にした。「近年、『焦がし』や『玄米』などの姉妹品も生まれました。皆さんに愛される品です」と吉村さん。

室温で解凍したら蒸すのがお勧め。蒸したてのもちもち感が楽しめる。

読売新聞 2019年1月 「甘味主義」より

白玉饅頭元祖吉野屋 HP http://yoshinoya-net.com/

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