2010年09月25日撮影 和名ヶ谷日枝神社の三獅子

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和名ヶ谷日枝神社の三獅子
無形文化財の和名ヶ谷の「三獅子」!!300年にわたる歴史とその文化に触れる!

和名ヶ谷にある日枝神社は、旧八柱の村社であり、主祭神は大山くいのみこと。
もとは山王権現と称していたが、後に日枝神社と改称したとのこと。
毎年9月20日から22日までが祭礼日であるが、20日は、宵宮で21日が本宮で例大祭が行われる。なお日枝だ神社には神職が常住しているらしいです。
和名ヶ谷の日枝神社の獅子舞は江戸時代天命年間に起こった、地震、飢饉の際、この地の代官が神輿と共に獅子舞を奉納したことに始まると言われております。
そ☆し☆て
和名ヶ谷の獅子舞は、松戸で最古と言われています。
獅子舞は悪霊退散と、五穀豊穣を祈る行事として行われています。また、かつて獅子舞の巻物があったが、上本郷や市川の国府台などに伝えに行っている間に紛失したと言われています。
現在獅子舞は、松戸市の無形文化財に指定されており、踊りの種類は、10座、全体に勇壮にて活発な踊りであります。獅子には個性を表す型があり、サルは、自由奔放で、いわば道化師といった役割を果たしつつ、時には獅子を指導し、世話役もするそうです。

普通の獅子舞は舞いながら噛まれたらご利益があるとか、詳しいことはわかりませんが、その舞いに特に何も物語があるようには思えません。
と☆こ☆ろ☆が
三獅子様の舞には壮大な「ストーリー」があったのです。
それでは獅子たちの紹介とストーリーを。
実ははじめはストーリー上の問題で、皆覆面で顔を覆っています。ストーリーが進むにつれて覆面が剥がれていきます。

特徴としては
親獅子 → ツノをもっていて、ひげが白い
兄獅子 → ツノをもっていて、ひげが黒い
女獅子 → ツノもひげも無い
といったところでしょうか。
あとあと、忘れてはならない子供の人気者の猿。

この猿、本当に色々な子供にちょっかいかけては、ちょっかい出され返されていましたw
先ほど説明したように、道化師として好き勝手やるのが猿です。
盛り上げ、引き立て役を兼ねつつ演技指導も出来る、言わばどの獅子の役もこなせるベテランさんがこの猿の役をやっています。
さて、お次は舞のストーリーですね。

①「振込み」
三匹の獅子と一匹の猿。全員の揃い踏みといった感じで整然と物静かに踊ります。曲は序曲というところで、低く静かに始まります。獅子は覆面のままです。
②「女獅子の出端」
万事控えめな細かい動作による踊り、途中覆面を取ります。曲は尚いっそう甲高い調子に。
③「兄獅子の出端」
若い溌剌とした感じのもので、途中覆面を取ります。曲は、男性的な感じを表現します。
④「兄獅子のみこ舞」
若い力を表現する雄獅子と、それに付き添う雌獅子の縦横に本領を表現しつつ踊ります。
⑤「岡崎」
最初の振込み以来、殆ど立ったままの親獅子がひとり覆面のまま加わり、きらやかに、全員で踊ります。
⑥「親獅子の出端」
ここで覆面を取り、白いひげをつけた親獅子の顔見せ。重々しい堂々とした威容を誇示します。
⑦「下がり葉」
曲は抑揚に富んだ変化の多い曲。太鼓にも変化を持たせ、踊りも多彩に比較的短く引き締まった踊りです。
⑧「親獅子のみこ舞」
親獅子の権威を表現しつつ、荒々しく勇ましく踊ります。
⑨「剣の舞」
太刀をかざし、外敵を倒すに至るまでの長い踊り。成は神話の「大蛇退治」を舞化したものといわれています。
⑩「花」
別名「喧嘩」とも言われ、恋の鞘当の感じが随所に見られる物語風の長い踊りです。三匹の獅子が個々に踊る最も複雑な踊りです。
以上①~⑩まで約1時間強の舞です。獅子様お疲れ様ですm(_ _)m

注目は剣の舞。
刀を振りかざし、茶碗を外敵と見立て親獅子、兄獅子ともに戦います。これもすごい迫力!!

親獅子と兄獅子で女獅子を取り合うような喧嘩をします。故に喧嘩と呼ばれたり、恋の鞘当と言われるんですね。このようなストーリーも三獅子の醍醐味です!