「共働き子育てしやすい街」
松戸市が全国1位に

表彰式であいさつする本郷谷市長

 「共働き子育てしやすい街ランキング2017」で、松戸市が全国編1位(東京を除く)を受賞した。
 共働き子育てしやすい街ランキングは、日本経済新聞社と日経DUAL(デュアル)が少子化対策や女性の活躍推進を背景にした日本のこれからの「子育て支援」 に着目し、全国の162自治体を対象に実施した「自治体の子育て支援制度に関する調査」の結果を元に、「子育てしながら働きやすい都市」を独自の指標でランキングしたもの。松戸市ではこれまで東京を除く全国編で2015年に9位、2016年に5位となっていたが、11月28日に「共働き子育てしやすい街ランキング 2017」が発表され、全国編(東京を除く)でグランプリを受賞した。12月1日には表彰式とシンポジウムが都内で開催された。
 評価のポイントは、①認可保育園に入りたい人が入れているか、②認可保育園、今後の新設計画、③認可外保育園などの受け皿がどのくらい用意されているか、利用者への助成はあるか、④ファミリーサポートセンターの充実度、⑤病児保育に預けやすいか、⑥認可保育園の保育料が高いか、安いか、⑦学童保育が充実しているか、⑧保育士確保へ自治体独自の取り組みがあるか、⑨保育の質担保への取り組み、⑩幼稚園の活用、⑪未就学児の人数、⑫未就学児のいる世帯へのサービス・現物支給があるか
 市では、「保育園への入りやすさや、保育士確保へ自治体独自の取り組み、保育の質担保への取り組み、幼稚園の活用、放課後児童クラブの充実が評価されたほか、未就学児のいる世帯へのサービスが高評価につながったものと考えています」としている。
 共働き子育てしやすい街(東京編)では、豊島区が1位。
 東京を入れた総合編では松戸市は6位。総合編は、1位が豊島区、2位が港区、3位が渋谷区、東大和市、福生市。

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